電気治療器(低周波・SSP等)の効果的な使用法の提案(5/6)
<注意>ここに挙げる通電方法は現在当院において行っていませんが、適当に電気治療器を取り付けるよりはるかに効果的なので掲載を継続しています。目次
<効果的な導子の配置の仕方>
(D)体幹部や首の痛みに対してA(奇経を用いた全身的アプローチ)
以下のように「正経の兪穴以外に疼痛がある場合」や「ほとんどの兪穴に疼痛がある場合」は、正経への経絡治療では上手くいかないことが多いと感じます。
そんな時は、奇経の督脈を使うと上手くいきます。下図で示したように治療点は、紺色の点●で示した「督兪」と「肩〜上腕での三焦経や小腸経領域の圧痛点」と「申脈」と、赤色の点●で示した「押して痛いか所気持ちの良い所」、電極が余ったら「痛みのある正経の兪穴」。
ここで要注意です。紺色を省くと効果は有りません。赤色の主訴の疼痛部に確実に当たっていないと効果は有りません。この治療が功を奏すと、正経の兪穴の圧痛は減ります。そうしたら、正経へ経絡治療をしてください。督脈だけでは主訴は取りきれません。
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